粉体塗料の種類について

粉体塗料は、樹脂の種類によって大別されます。熱硬化性粉体塗料の樹脂別の種類は、以下の通りです

エポキシ樹脂系

  ・エポキシ樹脂の持つ優れた耐食性、耐薬品性を有しています

  ・耐候性がよくないため、屋外用途には不向きであり、屋内用途、下塗に適しています

  ・水道用ダクタイル鋳鉄直管、異形管およびバルブ内面用途の速硬化タイプがあります

主な用途

  工業用機器: 消火器内面、屋内用計器類等

  建築資材: プレハブ鉄骨等

  上下水道用鋳物: 上下水道用ダクタイル鋳鉄直管、
             異形管、バルブ内面、 継手、集合管、サドル

【当社製品】

  トアパウダー#1000、#1200、#1500#6150

エポキシ・ポリエステル樹脂系

・エポキシ樹脂の耐食性、耐薬品性とポリエステル樹脂の鮮映性を合わせ持つハイブリッドタイプです

・屋内用途で、幅広い製品に利用されています。塗膜外観、薄塗り性、重ね塗り性に優れており、焼付温度幅が広
  いです

・静電粉体塗装が多く利用され、薄膜仕上げのケースも多くなっています

主な用途 

 鋼製家具: ロッカー、キャビネット、ベッドフレーム等

 工業機器類: 計器ボックス、工業用ミシン等

 建築資材: スチール製間仕切り等 

ポリエステル樹脂系

・耐候性、耐食性、可撓性、耐薬品性等、塗膜性能に大きな欠点がなく、バランスのとれたタイプです。屋外、屋内
  用途のいずれの用途にも幅広く利用されています

・国内では、ポリエステル樹脂をブロックイソシアネートで架橋させるウレタン硬化型ポリエステル樹脂系が中
  心です。海外では、β―ヒドロキシアルキルアミド(HAA)を硬化剤とするHAA硬化型ポリエステル樹脂系、トリ
  グリシジルイソシアヌレート(TGIC)を硬化剤とするTGIC硬化型ポリエスル樹脂系が中心となっています。
  近年、HAA硬化型ポリエステル系は、国内でも増えてきています

・ポリエステル樹脂系粉体塗料の種類の確認には、硬化剤の種類を確認することが大切です

主な用途

 エクステリア製品: フェンス、バルコニー、カーポート等

 道路用品: 交通標識用ポール、ガードレール、駐輪機等

 電気機器: 自動販売機等

 工業用機器: 配電盤、消火器外面、ガスメーター等

 産業用機器: 農機具、チェーンブロック等

 建築資材: 金属建具、天井材、外装パネル等

【当社製品】

 トアパウダー#4300、#4300LC、#4700#4000P

 トアパウダー アプレスSDアプレスQBアプレスHWP-AL

ふっ素樹脂系

・ふっ素樹脂の特徴である耐候性、耐薬品性が優れています

・フルオロオレフィンビニルエーテルを主体としたふっ素樹脂が主流となっています

・ふっ素樹脂にポリエステル樹脂をブレンドしたタイプもあります
 ※当社では、ブレンドしたタイプは取り扱っていません

主な用途

 
建築資材: 金属建具、天井材、外装パネル等

【当社製品】

 トアパウダー#40F

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